同窓会について

鏡ヶ丘同窓会は、青森県立弘前中学校並びに青森県立弘前高等学校において修学した者、およびその旧職員及び現職員で組織され、会員相互の親睦を図り母校の発展に貢献する事を目的とし、昭和23年10月に設立されました。

鏡ヶ丘の由来

皆さんは「鏡ケ丘」の由来をご存じでしょうか。

現在の南塘グランドと呼ばれる場所は、城下の南側を防御する目的などのために造られた南溜池という人工池でした。この池には、水面に岩木山や五重塔が映り、池の周辺には桜も植えられ、その美しい景観から鏡池(鏡が池)とも呼ばれていました。 
鏡池の南側は、小高い丘になっていて大円寺や五重塔、川を挟んで慈雲院(黄檗宗)等がありました。その小高い丘は、鏡池を眺めることのできるビューポイントでもありました。また藩政時代の慈雲院は桜の名所で、枝垂桜の老木など数多くの桜があり、花見のできる公園としても人々に親しまれていました。
しかし、明治に入ると慈雲院は廃寺となり空き地となっていましたが、1894年(明治27年)にこの地へ創立10年後の青森県尋常中学校が移転し、現在に至っています。
以上の経過から、この地はいつしか「鏡ケ丘」と呼ばれるようになったようです。