鏡ケ丘同窓会の皆様には、日頃から多大なるご支援ご協力賜り厚く御礼申し上げます。
この度、鏡ケ丘同窓会ホームページを新たに開設することになりました。
これまで同窓会報は郵送でお届けしてきましたが、転居などの理由から住所が不明のままとなってしまった方々には、同窓会の活動の様子や総会の日時、運営協力費の振込先などをお知らせできないままとなっていました。
今回の開設によりこの状況が少しでも改善できればと思っております。
また、同窓会の会員相互の距離がより近いものとなり、同窓会の輪がより広がることを期待しております。
しかし、このホームページは、まだスタートしたばかりですので、改善すべき点など多々あるのではないかと思います。お気づき点などありましたら、どうぞ遠慮なくご連絡下さるようお願い申し上げます。
ところで、皆さんは「鏡ケ丘」の由来をご存じでしょうか。
現在の南塘グランドと呼ばれる場所は、城下の南側を防御する目的などのために造られた南溜池という人工池でした。この池には、水面に岩木山や五重塔が映り、池の周辺には桜も植えられ、その美しい景観から鏡池(鏡が池)とも呼ばれていました。
鏡池の南側は、小高い丘になっていて大円寺や五重塔、川を挟んで慈雲院(黄檗宗)等がありました。その小高い丘は、鏡池を眺めることのできるビューポイントでもありました。また藩政時代の慈雲院は桜の名所で、枝垂桜の老木など数多くの桜があり、花見のできる公園としても人々に親しまれていました。
しかし、明治に入ると慈雲院は廃寺となり空き地となっていましたが、1894年(明治27年)にこの地へ創立10年後の青森県尋常中学校が移転し、現在に至っています。
以上の経過から、この地はいつしか「鏡ケ丘」と呼ばれるようになったようです。
同窓生の皆様には、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、母校のますますの発展と皆様のご健勝とご活躍を祈念し、挨拶とさせていただきます。


